病院で適当な治療をされてしまう人と、最高の治療をしてもらえる人は何が違うのか?医者の本気を引出し、100点満点の治療を受ける具体的な方法を『「名医」のウソ』(新潮新書)の著者(現役の医師)が徹底指南。●病院を選ぶとき●かかりつけの病院を変えるとき●救急外来を訪れるとき●症状は軽くても心配事があるとき●外来で特定の検査を依頼するとき●治療方針を決めるとき●医師と接するとき●看護師と接するとき●薬局にいくとき●処方箋を出されるとき●健康診断の結果が悪かったとき●正規の医療に限界を感じはじめたとき私は現役の医師です。その医師から見て、せっかく優れた医療を受ける機会があるにもかかわらず、活用方法を知らないばかりに機会を逃している患者さんがとても多いのです。逆に、機会を確実につかみ、最大限のサービスを享受している患者さんもいます。本書では、そんな医療の現場においてサービスを提供する側にいる筆者が、経験上導き出した「こういうことをすると確実に損をする・得をする」というトピックを解説していきます。 ―「はじめに」より【著者情報】児玉 知之(こだま・ともゆき)1976年生まれ。茨城県出身。2002年旭川医科大学卒業、聖路加国際病院内科入職。04年同院内科チーフレジデント。08年東京医科歯科大学精神科入局。青梅市立総合病院精神科、多摩総合医療センター精神科、横浜市立みなと赤十字病院精神科を経て2015年より現職。現在は内科医として勤務しながら、精神科診療も行っている。