知将・真田幸村は徳川の天下を黙ってみていなかった。新たな天下人になるべく、真田は動き始める。伊達、上杉が不穏な動きを見せるなか、真田は甲賀を従える。さらに、佐助という男が秀頼の影武者となる。そして佐助には驚愕の秘密が隠されていた……。【著者プロフィール】竹中亮(たけなか・りょう)1961年10月9日、東京に生まれる。早稲田大学卒業後、大手旅行代理店に入社。旅行の企画、広告編集、海外(カナダ)勤務を経て、執筆活動に入る。卒業課題は「日本の帝王学」、日本市場の覇者の後継者に対する帝王学教育を研究する。「真田大戦記」で第5回歴史群像大賞奨励賞を受賞。