フィクションではない面白さ、それが「株」「株を始めた目的は何ですか?」と聞かれたら、多く「お金」と答えることでしょう。しかし、“金儲けの神様”邱永漢は、時代を読み、推理するための材料と言っています。推理小説“株式市場”の登場人物である“株”の動向を、世情を参考に推察することが醍醐味です。その読みが正しければ、結果として“お金”が発生します。“儲けの神様”の啓示を受けて、株式市場を読破して下さい。【著者プロフィール】邱 永漢1924年、台湾・台南市に生まれ。1945年、東京大学経済学部卒業。台湾、香港にて銀行員、貿易商などを遍歴し、その後日本に居を構える。小説『香港』で第34回直木賞を受賞。以来、作家、経済評論家、経営コンサルタントとして活躍し、『金儲けの神様』とも呼ばれている。