全巻(1-30巻 完結)

半七捕物帳 十四 山祝いの夜

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600
八丁堀同心の奥さんの産後見舞いに、箱根に向かっていた半七と子分の多吉。旅に出て二日目の晩、泊まっていた宿で事件が起こる。商人が殺され、胴巻きの金が盗まれたのだ。二人が役人の取り調べを待っていると、蚊帳の外から「助けてくれ」と声がする。声の主は以前多吉に金を借りておきながら、今の今まで顏を出すことすらしていなかった道楽者の七蔵。不義理を理由に突っぱねる多吉をたしなめ、半七が話を聞いてみると、七蔵は殺しの犯人と関わりがあったために、主人である若侍、市之助に手打ちにされそうになっているのだった。責任を負う覚悟を決めてしまっている市之助と命が惜しい七蔵を助けるべく、半七は真相解明に乗り出す。
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半七捕物帳の作品情報

あらすじ

八丁堀同心の奥さんの産後見舞いに、箱根に向かっていた半七と子分の多吉。旅に出て二日目の晩、泊まっていた宿で事件が起こる。商人が殺され、胴巻きの金が盗まれたのだ。二人が役人の取り調べを待っていると、蚊帳の外から「助けてくれ」と声がする。声の主は以前多吉に金を借りておきながら、今の今まで顏を出すことすらしていなかった道楽者の七蔵。不義理を理由に突っぱねる多吉をたしなめ、半七が話を聞いてみると、七蔵は殺しの犯人と関わりがあったために、主人である若侍、市之助に手打ちにされそうになっているのだった。責任を負う覚悟を決めてしまっている市之助と命が惜しい七蔵を助けるべく、半七は真相解明に乗り出す。

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