圧力に屈せずに教育の普及を訴え続ける16歳の少女の願い5年毎に人権向上に貢献のあった個人や団体に授与される国連人権賞。過去の受賞者には、アムネスティー・インターナショナルやジミー・カーター元米大統領、米国の黒人公民権運動指導者マーチン・ルーサー・キング牧師らが受賞しています。2013年12月5日に、新たに国連人権賞の受賞者が発表されました。その受賞者の一人は、パキスタンで女子教育の権利を訴えるマララ・ユサフザイさんです。マララさんは、現在、人権運動家、フェミニストとして世界で最も注目を集ている16歳の少女です。2012年10月9日に起こったTTP(パキスタン・タリバン運動)の銃撃事件から、見事、2013年1月3日に奇跡的に退院することができたのです。その年の7月12日には、圧力に屈せずに教育の普及を訴え続けるマララさんの誕生日にちなみ、国連は7月12日を世界中の教育の普及を考える「マララ・デー」と名付けています。そのマララ・デーである7月12日に行われたマララさんの演説の全文をあなたは知っていますか?【目次】1.マララ・ユサフザイさんに国連人権賞2.マララ・ユサフザイさん国連本部スピーチ 全文(英語)3.マララ・ユサフザイさん国連本部スピーチ 全文(日本語)