――みんなダサい恋愛を抱えて、涼しい顔して生きている。
きっと、あなただってその一人だ。
小沢一敬氏、紗倉まな氏絶賛!!
38歳独身男性・月間100万PVブログ「ハッピーエンドを前提として」著者による、アラサー男女のノンフィクション!
台本のない恋愛劇34編には、どんなハウツー本よりリアルな学びがつまっていた。
小説以上の圧倒的ドラマたちが、あなたの恋を幸せな結末へと導く。
――『プロローグ』より一部抜粋
失恋、不倫、片想い、結婚。職業柄、僕のところにはたくさんの方から恋愛の相談が届きます。
中には相談と言うよりもまるで独り言のようなぼやきだったり、のろけだったりするものもあるのですが、その中に心を揺さぶられる美しいストーリーが山ほどあるのです。
朝の品川駅や終電後の新宿ですれ違う人たち、表参道を涼しい顔して歩く人、山手線に揺られる疲れたサラリーマン、いつものスーパーの店員さん、休日のショッピングモールのフードコートで子供にうどんを食べさせるお父さん。
そんなどこにでもいる僕たちはそれぞれ、必ず美しいストーリーを隠し持っているのです。
本書は、そんな「どこにでもいる僕たち」が実際に体験した34のエピソードと、そこから得られる教訓で構成されています。
台本もカメラもない場所で繰り広げられた、ノンフィクションの恋愛劇から僕たちは何を知り、何を得られるのでしょうか。きっと生きた体験だからこそ、リアルな学びを得られるはずです。
普段、誰にも見つからない場所に大事にしまわれている物語。
たまに思い出しては、そっと箱から取り出し、眺めたり、匂いを嗅いでみたり、恐る恐る味わってみては、また大事にしまい込まれる物語。
きっと誰もが経験したことがあり、経験する可能性のある、ありふれた生活に潜む物語。
どうかお楽しみください。
【本書の内容】
プロローグ 吾輩は、お独り様である
34のノンフィクションの物語そこから僕たちは何を学べるのか
第1章 恋愛を始める前に
第2章 男と女が出会うとき
第3章 距離を縮める
第4章 道ならぬ恋愛に迷う
第5章 男と女が別れるとき
第6章 「ふつう」と折り合いをつける
第7章 それでも新しい恋愛を
あとがき むきだしの、愛