あらすじブラック企業勤務で行き倒れていた盛山は、目が覚めると高級マンションに。しかも、自分を拾ってきたと思われる男は、なぜか盛山を自分の飼い猫「もじゃ男」だと思っていて…。表題作ほか、なぜか初対面の小学生にいきなりアサガオの世話を頼まれた青年と、その小学生との一夏の思い出を描いた「アサガオのおじさん」を収録した、じんわりと胸に沁みる短編集。