※本書はリフロー型の電子書籍です。ご購入前にお使いの端末にて「無料サンプル」をお試しください。【昭和最後の歌姫・中森明菜。業界関係者が明かすヒット・ストーリー】青春の必須科目! 紙上に蘇る名曲秘話80年代、日本のポピュラー音楽シーンの中に現れた少女は、アイドルとして一時代を築き、そして芸能界の頂点に立った。少女はアイドル中森明菜としての虚像を作り上げた。それは、もしかしたら〝孤独〟という言葉の虚像だったのかもしれない。だが、そこには栄華を極めた少女のドラマがあった――本書は中森明菜のデビューから7年間にフォーカスを当てた歌姫の奇跡と軌跡。〈本書の構成〉第1章 「スローモーション」~82年組のアウトサイダー中森明菜誕生~第2章 「少女A」~デビュー半年で幕を開けた〝明菜の時代〟~第3章 「セカンド・ラブ」~来生コンビが生んだロングセールス~第4章 「禁区」「北ウイング」~賞レース快進撃の始まり~第5章 「サザン・ウインド」~最先端を求め続けてスターダムへ~第6章 「ミ・アモーレ」「DESIRE -情熱-」~レコード大賞二年連続受賞の真相~第7章 「難破船」~22歳で〝情念の歌い手〟頂点に~終章 「DIVA」~孤独の歌姫、中森明菜の復活〈本書の内容〉・「少女A」決定の影役者、時任三郎・松本隆が作詞を断った理由・小泉今日子がラジオで語った〝明菜愛〟・松田聖子との決定的な違いは〝幸せ〟か〝孤独〟か・竹内まりやとは異なる世界観を持った「駅」・加藤登紀子に忘れられないと言わしめた「難破船」・井上陽水と玉置浩二を「黒子」にさせた貫禄……ほか〈著者プロフィール〉渡邉裕二(わたなべ・ゆうじ) 芸能ジャーナリスト、8月28日生まれ。静岡県御殿場市出身。芸能・音楽記者として活躍。2006年に松山千春のドラマCD「足寄より」(ユニバーサルミュージック)を塚本高史と田口トモロヲを起用してプロデュースした他、同作品を大東駿介主演で映画化(企画)。さらに「旅立ち~足寄より」として三浦祐太朗主演で舞台化するなど、その活動範囲は多岐にわたっている。 また、FM NACK5とニッポン放送では森田健作の番組の制作にも携わっている。主な著書に「酒井法子 孤独なうさぎ」(双葉社)など。「夕刊フジ」では現在も「歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡」の連載が継続中。文化通信社と文化通信エンターテインメントの代表取締役社長を務める。