既刊(1巻)

クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ

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1,440
ザトウクジラは、なぜソングを歌うのか?テングザルの鼻と睾丸の不思議な関係 バビルサの牙はなぜ伸び続ける?ヤギの交尾が一瞬で終わる切実な理由 なぜクジラはみんな逆子なのか?アザラシの母乳に脂肪が多いのはなぜ?ヒトはもともと難産になりやすい——。求愛の悲喜こもごもから交尾の驚くべき工夫、妊娠・出産の不思議、環境に適応した多様な子育ての方法まで、あまり明るみに出ないけれど実はめちゃくちゃ面白い、繁殖・生殖のはなしを語る。海獣学者・獣医として海陸両方のさまざまな哺乳類に触れ、解剖学の知識をもつ著者ならではの経験と視点が満載。読んだあと、生命の不思議と大切さを感じずにはいられない一冊。■内容1章 クジラの歌を聴け~海の哺乳類の求愛戦略~2章 ゴリラの背中を見よ~陸の哺乳類の求愛戦略~3章 ヤギの交尾を見逃すな~オスの繁殖戦略~4章 イルカは逆子で産みたい~メスの繁殖戦略~5章 仔ゾウは、笑う~子どもの生存戦略~■著者について田島 木綿子(たじま・ゆうこ)国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹。筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授。博士(獣医学)。1971 年生まれ。日本獣医生命科学大学(旧日本獣医畜産大学)獣医学科卒業。学部時代にカナダのバンクーバーで出合った野生のオルカ(シャチ)に魅了され、海の哺乳類の研究者として生きていくと心に決める。東京大学大学院農学生命科学研究科にて博士号取得後、同研究科の特定研究員を経て、2005 年からアメリカのMarine Mammal Commission の招聘研究員としてテキサス大学医学部とThe Marine Mammal Center に在籍。2006 年に国立科学博物館動物研究部支援研究員を経て、現職に至る。海の哺乳類のストランディング個体の解剖調査や博物館の標本化作業で日本中を飛び回っている。本書では獣医学の知見を活かして海と陸の哺乳類を対象に繁殖戦略を語り尽くす。著書に『海獣学者、クジラを解剖する。』(山と溪谷社)ほか。
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あらすじ

ザトウクジラは、なぜソングを歌うのか?テングザルの鼻と睾丸の不思議な関係 バビルサの牙はなぜ伸び続ける?ヤギの交尾が一瞬で終わる切実な理由 なぜクジラはみんな逆子なのか?アザラシの母乳に脂肪が多いのはなぜ?ヒトはもともと難産になりやすい——。求愛の悲喜こもごもから交尾の驚くべき工夫、妊娠・出産の不思議、環境に適応した多様な子育ての方法まで、あまり明るみに出ないけれど実はめちゃくちゃ面白い、繁殖・生殖のはなしを語る。海獣学者・獣医として海陸両方のさまざまな哺乳類に触れ、解剖学の知識をもつ著者ならではの経験と視点が満載。読んだあと、生命の不思議と大切さを感じずにはいられない一冊。■内容1章 クジラの歌を聴け~海の哺乳類の求愛戦略~2章 ゴリラの背中を見よ~陸の哺乳類の求愛戦略~3章 ヤギの交尾を見逃すな~オスの繁殖戦略~4章 イルカは逆子で産みたい~メスの繁殖戦略~5章 仔ゾウは、笑う~子どもの生存戦略~■著者について田島 木綿子(たじま・ゆうこ)国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹。筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授。博士(獣医学)。1971 年生まれ。日本獣医生命科学大学(旧日本獣医畜産大学)獣医学科卒業。学部時代にカナダのバンクーバーで出合った野生のオルカ(シャチ)に魅了され、海の哺乳類の研究者として生きていくと心に決める。東京大学大学院農学生命科学研究科にて博士号取得後、同研究科の特定研究員を経て、2005 年からアメリカのMarine Mammal Commission の招聘研究員としてテキサス大学医学部とThe Marine Mammal Center に在籍。2006 年に国立科学博物館動物研究部支援研究員を経て、現職に至る。海の哺乳類のストランディング個体の解剖調査や博物館の標本化作業で日本中を飛び回っている。本書では獣医学の知見を活かして海と陸の哺乳類を対象に繁殖戦略を語り尽くす。著書に『海獣学者、クジラを解剖する。』(山と溪谷社)ほか。

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