お茶会の翌日、寂しげな第二王子殿下の心の安定を保つための視察に外出したソルを追って、ブレアとオリバーはトワイン家へと向かうことに。一日と空けずに押しかけて行くのはいくらなんでも好意があからさますぎるのではと苦悩するブレアを見て呆れるオリバーだったが、そんな時、民衆を叱責する聞き覚えのある声が…。視線を向けた二人が見たのは、険しい顔で往来を足早に横切って行くソルと、彼の腕の中で青い顔を天に向け、口から魂が抜け出そうになっているエリノアで……!? 「ちょっぴり間抜けながらも愛らしい上級侍女」と「きまじめイケメン王子」が織りなすラブコメディ!! 遂に完結!