※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。世の中の多くの人が60歳で定年退職を迎えます。ひと昔前であれば、定年後は"悠悠自適"というイメージがありました。しかし、1961年4月2日生まれ以降の男性、および1966年4月2日生まれ以降の女性は、公的年金の支給開始年齢が原則65歳になります。年金受給までは程遠く、7割以上の人が定年後も継続して働くというのが今の現状です。さらに2022年は年金改正の年で、老後資金の準備はより複雑に。年金受給65歳の「新世代」はこれまでの定年後生活の常識が変わり、65歳までどう働くか、定年後のお金をどうするか、など初めて直面する悩みは非常に多いのです。一方で定年前後には、退職に際して社会保険や税金など、さまざまな手続きが必要になります。会社勤めをしている間は会社がすべての手続きをしてくれましたが、退職すると基本的には自分で手続きをしなければなりません。定年退職直前になってから慌てないよう、手続きの内容やスケジュール、留意点を押さえておくことが大事です。この際注意が必要なのは定年後の働き方によって、必要な手続きが違ってくること。そこで本誌では定年退職後の働き方を・リタイアしてアルバイト生活・雇用継続(同じ会社で再雇用)・再就職(別の会社へ就職)の3パターンに分けて必要な手続きを紹介していきます。「退職金の受け取り方」「年金の受け取り方」「健康保険の選び方」など、定年後に誰もが直面する手続きの方法も制度別にバッチリ解説!さらに落とし穴が多い「扶養の妻」が直面する段取りも掲載。今の「年金新世代」が抱える悩みに即した内容で、定年前後のライフプランとやるべき最新制度や手続きをわかりやすく解説した「定年前後の手続き」本の決定版です!