あらすじ男に振り回される母を見て育った高田つぐみは、恋愛があまり得意ではない。そんなつぐみの次の恋人になったのは行きつけのバーで知り合った加賀谷陽一。聡明な彼に色々相談するうちに距離が縮まったのだ。お互いに良い関係を築いていたが、終わりは突然やってくる。陽一の母から、彼と別れるように手切れ金を渡されたのだ。実は、陽一は日本有数の総合商社の御曹司だった。本当は別れたくなかったが別れを受け入れることにしたつぐみ。そして、そのことを知らない彼との最後の夜。愛し合った証としてつぐみのお腹には新しい命が——。