「ダンス」は時代を映す鏡教養としての「ダンス文化大全」「ダンスをするたったひとつの理由は、わたしたちの体のなかにある(本文より)」。90年代カルチャーのひとつを包括した著作『渋谷系』などで知られる若杉実氏。氏が"人生のなかで一番情熱を注いだもの"と自認しているのが「ダンス」です。そのダンスにまつわるすべての事象を著者独自の視点から検証してまとめました。多角的かつ膨大な本書の記述から、ダンスは時代の鏡であり、「時代はダンス」、まさにダンスそのものが時代を構築する重要な要素であることが実感できるでしょう。ダンス・カルチャーに興味のあるすべての人、必携です。