本書は、ビジネスマンが成長の壁を突き破るための1枚の図の紹介から始まります。その図は、ビジネスマンが長期的に価値を発揮し続けるためには「3つのシフト」とそれらの連動が必要であることを示すものです。■ビジネスマンに必要な3つのシフト1.「問題解決能力」から「問題発見能力」へ2.「テクニカル・スキル」から「コンセプチュアル・スキル」へ3.「勉強する」から「学問する」へ著者は、シャープ株式会社で経営再建に携わった後に大学教員(准教授)となった陰山孔貴氏。ビジネスマン時代の体験を起点にして研究を進めるなかで見えてきた「経営者の頭の良さ」の正体とそれを手に入れる方法について、経営学の文献や資料、インタビューした経営者の方々とのエピソード、自身の体験談などを交えて解説しています。■内容序章 経営学はビジネスに役立たない? 第1章 「問題解決能力」から「問題発見能力」へのシフト第2章 「テクニカル・スキル」から「コンセプチュアル・スキル」へのシフト第3章 「勉強する」から「学問する」へのシフト第4章 「学問する」組織へのシフト巻末付録 読んでおきたい経営学の10冊