あらすじ「多くの人が相続する資産なんてないから大丈夫」「うちはみんな仲が良いから骨肉の争いなんてありえない」このような考えは危険です。ふだん仲の良い家族・親類でもひょんなことから揉めはじめてしまうのが相続というものです。葬儀の最中に揉めはじめることだってあります。何事もなく進行していた相続の手続きに対して、誰か一人が不満を言ったことを口火にして、今まで何も言わなかった人まで不満を言い出して、収拾がつかなくなることだってあります。そして、何より親族同士で裁判なんてことだってあるのです。そのようなことにならないために、この本では、生きているうちにできる相続対策について述べていきます。