世界トップシェア企業の起業物語ずぶの素人から光学の世界へ入り、下積み時代を経て、バブル崩壊直後に四畳半一間で起業。どん底の景気で先が見えない中で生まれた「クライアントファースト」という理念。そこから始まる、世界トップシェア企業までへの道のりを追いかける。社員一人の会社で世界に名の通る企業との取引、小さな会社だからこそ味わう苦労、社員8人でのマザーズ上場、会社乗っ取りにまで発展した上場の魔力など、あまたの苦難を乗り越え、そして、ときには幸運にも恵まれ、東証一部上場へ。一人の技術者が、「世の中の役に立つ」という思いで道を切り開き、失敗から学び、「これだけは曲げない」と大切にしてきた思いなど、若手ビジネスパーソン、これから就職を迎える学生、将来起業を考えている方などに、一歩踏み出す勇気を与えてくれる本です。