これまで300社以上の企業経営の現場を見てきた著者が、「IT活用の仕方がよくわからない」という会社に向けて、経営戦略として「利益を生む正しいITへのお金のかけ方」を教えるのが本書です。▼ 生産性を無理なく高め、確実に顧客を増やす方法いまやITの活用は、経営戦略の重要な柱の一つです。しかし、消費者心理をつかみ、締める部分は締めて順調に儲けているやり手の社長でも、なぜかムダな金を突っ込んでしまう。そんなことが多いのが「会社のIT」なのです。しかし、著者はこう断言します。「いまでは月に500円前後で、生産性を上げたり、コミュニケーションを促進したりできる優秀なクラウドツールが使えます。それらを自社の状況に応じて組み合わせれば、生産性向上と顧客の増加で、会社は確実に儲かります」▼「効率化、人、顧客、リスク」に効く経営戦略300社以上のIT活用を現場で見てきた著者が語る内容だけに説得力が高く、また企業の成功/失敗事例も豊富に盛り込んでいます。「残業が多いのに儲からない」「マーケティングがなってないので売れない」といった多くの会社に向けて、(1)ムダを削り(効率化〈時間〉)(2)少ない人数でも無理なく回せて(人)(3)しっかり稼げる仕組みをつくり(顧客)(4)リスクはできるだけ小さくする(リスクマネジメント)という4つの分野にそれぞれ効く経営戦略を示す一冊です。「残業が多いのに儲からない」「マーケティングが弱くて売れない」「いまの管理で顧客の情報が漏れないか怖い」でも、どこから手をつけていいかわからない……。そんな会社をIT活用で変える具体的方法、教えます!