思考力、読解力、話し方、コミュニケーション能力、本物の人脈……。これらの能力と書き言葉は一見関係がないように思えるけれど、雑談力やロジカルな話し方を身に付けたいと思ったら、実は書くことが一番の近道なのである。著者は長年、官僚として働き、埼玉県副知事や総領事を歴任。現在は昭和女子大学学長を務める坂東眞理子氏。その輝かしいキャリアのなかにも、「書く力」が求められてきたと彼女は言う。本書では、官僚時代から現在に至るまでの豊富なエピソードを交えながら、書くことがもたらす効果や、大人になってからの効果的な身に付け方などを紹介。仕事と人生を切り開くエッセンスが満載の一冊。