既刊(1巻)

人を襲うクマ

作者:
出版社:
-
1,280
福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事故の検証を筆頭に、最近のクマとの遭遇被害の事例を追い、専門家による生態解説など含め、クマ遭遇被害の実態を詳細に明かす。1970年7月、日高のカムイエクウチカウシ山で登山をしていた福岡大学ワンダーフォーゲル部5人は、九ノ沢カールで幕営中、突然、ヒグマに襲われた。近くにいた他大学の山岳部員に救助を求めるが、クマの執拗な攻撃に遭い、結局3名が亡くなった。ザックを取りに戻らない、背中を見せて逃げてはいけない、等、幾つかの教訓を残し、当時大きな話題になった。本事故に関する報告書は残っているが、書籍化されないまま、50年近くもの間に事件そのものが風化してしまった。最近クマの出没が各地で相次ぎ、クマの襲撃による被害も頻発しているので、悲惨な本事故をしっかり検証しつつ、最近の事例、専門家による生態解説など、クマの脅威と遭遇被害の実態に迫った。<内容紹介>1章1970年7月日高・カムエク事故に関する詳しい検証。報告書を元に、1部員の遺書も掲載、この事故は何が原因なのか検証。2章登山者がクマと遭遇して起きた最近の事故を検証。2009年 北アルプス・乗鞍岳2014年 奥多摩・川苔山2015年 滋賀・高島トレイル2016年 鹿角市・山菜採り事故等、主に7件の登山者による遭遇事例を取り上げ、検証。3章専門家によるクマの生態について東京農業大学 山崎晃司氏が、最近のクマ遭遇事故の特徴、クマの生息域の拡大と事故とのつながり、ヒグマとツキノワグマの生態の違い、地球環境の変化とクマの生活圏の変容などについて解説。※ツキノワグマの写真家 澤井俊彦氏によるクマの活写。
1,280
人を襲うクマ

人を襲うクマ

1,280

人を襲うクマの他の巻を読む

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

人を襲うクマの作品情報

あらすじ

福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事故の検証を筆頭に、最近のクマとの遭遇被害の事例を追い、専門家による生態解説など含め、クマ遭遇被害の実態を詳細に明かす。1970年7月、日高のカムイエクウチカウシ山で登山をしていた福岡大学ワンダーフォーゲル部5人は、九ノ沢カールで幕営中、突然、ヒグマに襲われた。近くにいた他大学の山岳部員に救助を求めるが、クマの執拗な攻撃に遭い、結局3名が亡くなった。ザックを取りに戻らない、背中を見せて逃げてはいけない、等、幾つかの教訓を残し、当時大きな話題になった。本事故に関する報告書は残っているが、書籍化されないまま、50年近くもの間に事件そのものが風化してしまった。最近クマの出没が各地で相次ぎ、クマの襲撃による被害も頻発しているので、悲惨な本事故をしっかり検証しつつ、最近の事例、専門家による生態解説など、クマの脅威と遭遇被害の実態に迫った。<内容紹介>1章1970年7月日高・カムエク事故に関する詳しい検証。報告書を元に、1部員の遺書も掲載、この事故は何が原因なのか検証。2章登山者がクマと遭遇して起きた最近の事故を検証。2009年 北アルプス・乗鞍岳2014年 奥多摩・川苔山2015年 滋賀・高島トレイル2016年 鹿角市・山菜採り事故等、主に7件の登山者による遭遇事例を取り上げ、検証。3章専門家によるクマの生態について東京農業大学 山崎晃司氏が、最近のクマ遭遇事故の特徴、クマの生息域の拡大と事故とのつながり、ヒグマとツキノワグマの生態の違い、地球環境の変化とクマの生活圏の変容などについて解説。※ツキノワグマの写真家 澤井俊彦氏によるクマの活写。

人を襲うクマのレビュー

まだレビューはありません。