たった10単語で英語を学ぶというのは、無謀な話でしょうか。私はそうは思いません。日本人は、受験勉強で覚えた難しい単語を使いすぎる、とよく言われます。しかし、やさしい単語で英会話ができることを実際に示した本は、きわめて少ないのです。よいお手本さえあれば、誰でも正しいやり方がわかるはずなのに。論より証拠、本書では「英語でいちばん大事な10単語」すなわち、have、get、take、give、make、do、be、on、in、Iの10単語を用いた会話例を豊富にご紹介します。本場の英語が、実は手の届くところにあるやさしい英語だということを、本書を通じて気づいていただければ、こんなにうれしいことはありません。本書で、生きのいい本場の英語をご堪能ください。▼目次PART I 英語って、こんなにやさしく話せるんだ!PART II この10単語を「知る」だけでいい!PART III この10単語を「使う」だけでいい!PART IV あとは、10単語を「組み合わせる」だけ!PART V 英語ができる人がよく使う重要フレーズ100▼著者紹介 晴山陽一 Yoichi Hareyama 1950年東京生まれ。早稲田大学文学部哲学科卒業後、出版社に入り、 英語教材の開発、国際的な経済誌創刊などを手がける。 1997年に独立、以後精力的に執筆を続けており、著書は140冊を超える。 著書に『すごい言葉』(文春新書)、『英語ベストセラー本の研究』(幻冬舎新書)、 『話したい人のための丸ごと覚える厳選英文100』(ディカヴァー・トゥエンティワン)など。2015年1~2月にかけて、Kindleで総合1位を獲得。 2014年から、電子書籍の出版塾を開講し、多くのベストセラー著者を輩出している。