これだけは押さえておきたい家庭の医学!<本文より抄訳> 超危険な症状は三つあり、「悪のトリオ」とも呼ばれています。1)最悪「今まで経験したことのないような強い症状」だったならば、一秒も早く救急車を呼ぶことです。2)増悪増悪する症状とは、だんだんに悪化する症状のことです。セキのような軽い症状でも、次第に悪化してゆくようならば、これは要注意です。3)特発突然に発症する状態をいいます。1~5分以内に発症するような症状は特発と考えてよいでしょう。 「悪のトリオ」のそれぞれも重要ですが、トリオが全部そろうと、最大級の危険です。最大級の危険の代表が、細菌性脊髄膜炎です。 細菌性脊髄膜炎の頭痛は、カゼの頭痛とよく間違えられます。頭痛、発熱に、意識障害が加わったら、一秒も早く救急車を呼びましょう。<目次>家庭でもできる1分間検査法あなたがガンだと診断されたら、どうしますか!?カゼに隠れる意外な病気ノロウィルスの怖さ心臓神経症か、狭心症か高血圧と診断されたら血圧をコントロールしよう高血圧対策もっと魚を食べましょう「ブルーライト横浜」は遠くなるのか初夏の落とし穴老化の初期症状を消せ!逆流性食道炎じゃ、ないですか!?立ちくらみと座りくらみカゼ・流感さまのお出迎え流感予防法がお粗末すぎるいろいろな腰痛の恐ろしさ炭水化物ダイエットの検討<著者>松原 英多(まつばら えいた)東京生まれ。東邦大学医学部卒業。医学博士、日本東洋医学界専門医、良導絡学会専門医。恵比寿診療所院長。アメリカ、カナダに4年間遊学帰国後、母校で大脳生理学の研究、東洋医学、医学心理、催眠療法を学ぶ。テレビでは「松原先生」とおなじみの内科医。講演では、長年の経験と研究をもとに最新の医学情報を入れながら、からだや脳の健康を積極的に守る身近で意外な方法と知恵をわかりやすく、楽しく語る。また、これからの高齢化社会で一番心配される介護の問題や実際的な方法とコツ、そして、ぼけや老化を防ぐ生活法を語らせば、目から鱗が落ちると評判。