星祭りに向かったマスミとテオ。騎士達の協力もあり、二人は安全に祭りを楽しんでいた。日も暮れてきた頃、テオの先導で聖域と呼ばれる場所に赴くマスミ。そこで明かされた「別れが怖い」というテオの想いに、マスミは彼が回復を受け付けなくなった理由を知る――。しばらく聖域で話した後、市街地へ戻る二人は、その道中で鷲が男たちに虐められている現場に遭遇。止めようと突っ込んでいったテオに男たちは怒りを露わにする。咄嗟にマスミが庇いテオをその場から逃がすが、代わりに捕まったマスミは、男たちの根城に連れていかれることに。誘拐された先でアークたちが助けにくると信じるマスミ。まずは居場所を知らせるため楽士の認証であるスカーフを使おうとするが、それにより男たちに楽士であることがバレてしまい……?誘拐、決闘、遭難。問題だらけの『異世界再就職物語』、第三幕!