父親が経営している会社が資金難に陥り、家族を助けるには自分が玉の輿に乗って資金援助をしてもらうしかないと考える、世間知らずなお嬢様の灯(あかり)。
親友がセッティングしたハイスぺ男子との合コンで、灯は見事イケメンで年下の律(りつ)と二人きりになることに成功!
「一緒に一晩過ごして、責任取れって言えばいいのよ」
親友の助言が酔った灯の脳裏をよぎり、いつも以上に彼女を大胆にさせる。
だが、灯はまだ気づいていない──すべてが彼女の狙い通りに運ぶ違和感と律の恍惚とした笑みに。
「これでもう俺のものだ」
眠る灯の髪を愛でながら呟く、律の言葉の真意とは!?