魔術使いと人間が通う私立エドワーズ学園の寄宿舎で暮らしていた使い魔・エドは記憶喪失で迷子の使い魔・デルタと出会った。エドの兄・シドの薬草店を手伝っている魔女の王子・ガレットを新たな主人とし、平和な日々を送っていたデルタ。学園で起きた事件をきっかけに、シドの家で暮らすことになったデルタとエドだったが、ある日、デルタが消えた。しかもほかの人たちは誰もデルタを覚えていない。一人デルタを探すエドの前に、最後の純潔の魔女である兄・リドが現れ、デルタの元へ導く。デルタは大祖魔女(グラン・ウィッチ)の幻覚内に閉じ込められていたのだ。デルタを連れ戻すことはできなかったが、デルタが500年前から生き延びている淫魔(メア)であることがわかる。500年前を知る使い魔・エルの記憶も甦り、デルタがかつてエルの「心の母」だったと語り始め・・・・・・!?