「でもお薦めしない あんたバカだから」と友人の秋保から言われた万に一つの可能性、女であることを武器にして、涼佳は昼間の悪態を長沼クンにお詫びした。放課後の誰もいない教室で、涼佳は机に手をつきお尻を突き出して長沼クンを迎い入れた。「すごいーー思った以上に大きい!!」見事童貞を卒業した長沼クンはとてもゴキゲン、これで仲直りできたかと思いきや、やっぱり涼佳はバカだった。「松橋さんほんとうにありがとう」と言う長沼クンに返した何気ない一言「じゃあさ…責任とってね」に、長沼クンはドン引き、そして翌日、彼は自主退学することに…。涼佳は学校の近くの公園でたたずむ長沼クンを見つけて声をかけた。「無理矢理復学させようとしないから黙って来なさい」涼佳は再び放課後の教室に長沼クンを引っ張っていくのだった。不器用な二人の恋のゆくえはこの先どうなる!?