ちょっと姉御肌の涼佳は、意外にも長沼クンのことが好きだった。長沼クンは優等生だけど小っちゃくてメガネかけてて、しかもヲタだ。その日、涼佳は告るつもりで、放課後に数学の勉強を教えて欲しいと長沼クンに頼みに来た、ハズだった。しかし不器用な涼佳は、この前のテストの点数が悪かった事のクレームから切り出してしまった。挙句の果てに、長沼クンの持っているちょっとエッチな美少女グラビア誌を、クラスの中で晒してしまう。涼佳、ウザ過ぎ。「放課後…付き合うからそれくらいにしてよ」傷ついた長沼クン。これじゃあ告白しても脈はない。いや絶望的。しかし放課後、涼佳は長沼クンにとんでもないアプローチをするのだった。不器用だったり素直になれなかったり、甘酸っぱくてちょっと苦い、青春の性愛ラブストーリー。