優しい母が逝った。生前、知香子が母親と交わした約束があった。父親は男の子に厳しいから弟の汰一を助けてあげて、というものだった。「汰一! 何だこの成績は!?」案の定、父は弟に厳しく接した。決して汰一の成績が悪いわけではない。父の設定するハードルが高すぎるのだ。やがて知香子はある決意をする。「汰一は今やrべきことに集中しなさい」「邪悪な性欲はお姉ちゃんが受け止めてあげる」間近に思春期を迎える弟の、まだ幼さが残るペニスを、自らのカラダを挺して迎え入れる知香子。「お姉ちゃん 前のテスト全部90点以上取ったよ」「そう…頑張ったのね 汰一は自慢の弟よ これからも頑張ってね」愛と性、そして快楽が交錯する吉田鳶牡ワールドの真骨頂。