借金のカタに娼館に売られそうになっていたところを探偵のアイザックによって救われたレイチェル。
それからは彼の助手として働くことになったのだが、アイザックには探偵として『決定的に向いていない癖』が一つあった。
なんと彼は『女性を抱いている時こそが一番頭が冴えわたる』という特殊な癖の持ち主だったのだ。
助手になってからというもの、彼の探偵事務所に依頼人が訪れると「下着を取って足を開け」と命令される日々を送ることに……。
しかし、そのやり取りにもすっかり慣れてしまったレイチェルは、助手としての役割を果たそうと積極的にアイザックに体を委ねるようになる。
事件の謎と快楽の波に溺れるレイチェルをよそに、彼女を抱きながらも冷静沈着に難題を解決するアイザック。
鬼畜な雇い主に抱かれながらも彼の魅力に惹かれていくレイチェルと、謎解きにしか興味がないがレイチェルのことは密かに気に入っているアイザックのミステリーロマンス。
『探偵助手は推理中に身悶える【完全版】2』には「レイチェルの推理」(後半)~「推理ができない」までを収録