在来軸組構法のベストセラー実務書『ヤマベの木構造』の著者である、
山辺豊彦氏が手掛ける耐震改修の本です。
現在、南海トラフの海溝型巨大地震や首都直下地震については甚大な被害が予想され、
中古の戸建て住宅で耐震改修などの対策が急がれています。
しかし新築の場合のように明確な構造基準といったものがないため、
「戸建て住宅のリノベーションでは耐震改修も一緒にやりたいが、
基礎や柱、梁などをどのように補強・改修したらよいのか分からない」
といった声をよく聞きます。
この本では、構造を考える際に基本となる「建物にかかる力の流れ方」、
「意匠プランごとに注意すべき構造ポイント」「基礎、軸組など部位ごとに注意すべきポイント」などを、
豊富な写真やイラスト、模型で分かりやすく解説します。
そして、
門外不出とされてきた、基礎や軸組、耐力壁、接合部など、耐震改修における基本納まり図を
詳しい解説付きで掲載!
目からウロコの納まりが満載です。
さらに、
中古住宅でよく見られる築40年代の住宅の改修事例、そして江戸時代からの住宅の改修事例を、
豊富な図面と写真で詳しく解説!!
実践に即した内容となっています。
文字や図が見やすい、A4判、180p、オールカラーです