「アミノ酸」というと言葉を知らない人はいないとしても、では何をしているもの?と聞かれると明確に答えられる人は少ないと思います。
たとえば、ダイエットの成否を握る鍵がアミノ酸です。調味料として使われているのもアミノ酸です。アミノ酸は、生命の根源的なものであったり、うま味調味料になったりもする、実に不思議な物質です。
人間の身体はたった20種類のアミノ酸でできています。この20種類のアミノ酸の組み合わせによって、髪の毛や皮膚、筋肉や血液などが作られます。また、その組み合わせ方が、人それぞれの遺伝子によって決まります。20種類のアミノ酸の「単独での働き」や「組み合わされたもの」が、体のどのようなところで使われ、役に立っているのでしょうか。
どの食品や食材を食べれば、アミノ酸の働きで、脂肪を燃焼しやすくなったり、免疫力がついたり、筋肉がついたり、慢性的な疲労がとれやすくなったりするのでしょうか。本書では、わかりやすく説明し、具体的な食事のメニューも掲載しました。
本書を手に取った方が、アミノ酸の多彩な機能やその摂取法などの知識を得て、生活をより豊かにしていただければ幸いです。(「はじめに」より)
【内容】
第1章 血圧のプロがたどり着いた「最強の食事」
朝食に糖は絶対に必要/アミノ酸は血圧を下げる鍵も握っている/アミノ酸の摂取を邪魔する「野菜中心の食事」/など
第2章 あらゆる不調はアミノ酸が解決する
BCAAは特に重要なアミノ酸/アミノ酸スコアの真実/なぜ納豆ごごはんを美味しいと感じるのか/卵は半熟で食べるのがおすすめ/豚肉のアミノ酸バランスもすごい!/など
第3章 「健康にいい食事」の落とし穴
ダイエットはタンパク質中心で考えよう/玄米を食べる意味はあまりない/発酵食品はなぜ美味しいか/脂を食べたいなら食べるべし/など
第4章 不調別 アミノ酸メニュー
イライラ、ストレス過多の人は/認知症を予防して、脳を元気にしたい!/ダイエットしたい、体を引き締めたい人は/筋肉を増やしたい人は/など
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