勝てるつくりの将棋を指そう
「形勢はいいんだけど、どうやれば勝てるの?」、「形勢が悪いときの戦い方がわからない」
勝ち切るのは大変で、負けるときはあっさり。
形勢判断ができても、その後の具体的な指し手に悩むことはないでしょうか。
本書では、形勢判断の3要素である「駒の損得」、「玉の堅さ」、「駒の働き」の優劣を細分化し、パターンに応じた戦い方を紹介します。
たとえば、
駒の損得→自分、玉の堅さ→自分、駒の働き→相手
駒の損得→相手、玉の堅さ→相手、駒の働き→自分
などと戦況ごとに場合分けし、それぞれの局面での方針の立て方や考え方を、瀬川先生の実戦をもとに解説。どこに主張を求めるか、どう相手のよさを消すか。瀬川先生の手堅い指し回しを伝授します。
優勢な将棋を分かりやすく、劣勢な将棋は複雑に。
勝ちにつながる構想をもった将棋を指しましょう。