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ことばのちがいを理解し、伝える力を伸ばす。
「とろん」と「どろん」
「ふりふり」と「ぷりぷり」
「はらはら」と「ぱらぱら」…
点や丸がつくと意味が変わるオノマトペを、かわいくて、くすっと笑えるイラストとともに紹介。
“てんてん”おばけが、ねむいときの「とろん」にとりつくとどんな意味になる?
「どろん」と消えちゃった!
といった具合に、普通音・濁音・半濁音のオノマトペを対にして、1日のストーリーで紹介します。
ページをめくる度に、大人がリアクションすると、子どもが喜びます。
楽しみながら「伝える力」を養う一冊です。
また、「歩くはやさ」「どんないたい?」…などの休憩コラムも充実。
小林一茶の俳句や宮沢賢治の文章などの「感じる」ことばも紹介します。
著者の齋藤孝先生は、「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会」の委員を務められ、幼児教育から小学校へ移行するタイミングで、オノマトペを含む語彙の重要性を指摘します。
語彙が豊富だと、それに伴う感情が育まれ、友だちとのいさかいやイライラも減るといいます。音を楽しみながら、語彙力、感情表現を磨き、豊かな情緒を育みます。
※この作品はカラーです。