あらすじユキも自分のことを好きだったかもしれない――そのことを問い詰めたいのに、若手俳優の鏑木が最悪のタイミングで自宅を訪ねてきた。自分以外の人間にユキが「見つかった」ことに腹が立ったが、さらにはユキと鏑木がすぐに意気投合したことに隼はますます苛立ってしまう。そして五月のある日、隼とユキの日常に変化がおとずれる出来事が……