普通に指して、普通に勝つ――本筋を追究した郷田将棋の神髄、ここにあり!
「全ての駒を使う矢倉戦は総合力の勝負になる。序盤戦の幅広い知識と最新の研究、中盤戦の読みと大局観、終盤戦の正確さ。そのどれもが必要になる」(本文より)
将棋ファン待望の実戦集が、ついに完成しました。その名も『一刀流 郷田真隆矢倉勝局集』。
居飛車一筋、本筋を追究し続けて40年。矢倉戦で勝てなければ本物ではない――。時代や流行が変わっても、郷田真隆九段の信念は揺らぎません。
本書には自戦記編20局と棋譜解説編34局、合計54局を収録しました。
郷田真隆九段が追い求めた理想の将棋を、ぜひご覧ください。
「全ての駒を使う矢倉戦は総合力の勝負になる。序盤戦の幅広い知識と最新の研究、中盤戦の読みと大局観、終盤戦の正確さ。そのどれもが必要になる」(本文より)
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郷田真隆九段が追い求めた理想の将棋を、ぜひご覧ください。
郷田真隆(ごうだ・まさたか)
1971年3月17日東京都杉並区の生まれ。
1982年12月、6級で奨励会入会。(故)大友昇九段門下。
1990年4月、四段昇段。
1992年5月、第60期棋聖戦でタイトル初挑戦。
1992年9月、第33期王位戦で初タイトル獲得。四段でのタイトル獲得は史上初。
1998年7月、第69期棋聖戦でタイトル獲得。
1999年3月、第57期順位戦でA級に昇級。
1999年6月、第12期竜王戦2組で優勝を果たし、1組昇級。
2001年8月、第72期棋聖戦でタイトル獲得。九段昇段。
2012年3月、第37期棋王戦でタイトル獲得。
2015年3月、第64期王将戦でタイトル獲得。
2016年3月、第65期王将戦でタイトル防衛。
先手番では矢倉を得意とする本格派居飛車党。格調高く、鋭く踏み込む棋風から「一刀流」の異名を持つ。
後手番でも相手の得意形を堂々と受けて立ち、妥協なく本筋を追求する。
タイトル戦登場は名人戦2回など、合計18回。
タイトル獲得は王位1期、棋王1期、棋聖2期、王将2期の合計6期。
棋戦優勝はNHK杯1回、日本将棋シリーズ3回など合計7回。
将棋大賞は1997年度に勝率1位賞、最多対局賞、最多勝利賞、敢闘賞を受賞するなど、合計15回受賞。
2015年に将棋栄誉敢闘賞受賞(通算800勝)。