コンピュータプログラミングに必要な本当の「基礎」を学ぼう
コンピュータプログラミングをマスターするには、コンピュータを使って実際にプログラムコードを入力・実行したり、改造したりしなければ身に付きません。しかし、十分な知識が無いままコンピュータを操作しプログラミングを習得しようとしても、時間ばかりかかってしまい効率が上がらないことがあります。
本書はCプログラミングに取り組む前に知っておいてほしいことをまとめました。本書の内容を学んでおけばプログラミングを効率よく学ぶことができるはずです。
「本書を読んでからCプログラミングの本を読んで学ぶ」「本書とCプログラミングの本を同時に学んでいく」「Cプログラミングの本に取り組んで理解が足らなかったりしたときに本書に頼る」のどの方法でも構いません。たとえCプログラミングに挫折したとしても、本書に戻ってくればかなり理解が深まるはずです。そうなったらしめたものでぐんぐん力が付いていくことでしょう。
序章 Cプログラミングを学ぶ前に
第1章 はじめの一歩
第2章 Cプログラムを観察しよう
第3章 プログラムの作り方
第4章 データの表現方法
第5章 Cを学ぶために必要なコンピュータの知識
第6章 コンピュータは計算機
第7章 変数とメモリ
第8章 処理の流れ
第9章 関数
第10章 ソフトウェア開発の基礎
村山公保(むらやまゆきお)
倉敷芸術科学大学 危機管理学部危機管理学科教授、博士(工学)。主な著書に「基礎からわかるTCP/IP ネットワークコンピューティング入門 第3版」、「マスタリングTCP/IP 入門編 第6版」(共著、オーム社)がある。