勝負を左右する攻撃手段を身につけよう
本書は囲碁の有効な攻撃手段である「打ち込み」を基本からていねいに解説した内容です。
打ち込みの目的には「攻め」と「荒らし」があり周辺の状況によって使い分ける、というのが大事なコツになります。
実力向上のための大きな武器になる1冊です。
「打ち込み」は囲碁において大事な攻撃手段ですが、最善の結果を得るためにコツがあるのはご存じでしょうか?
それは「攻め」か「荒らし」か適切な目的を設定することです。
それを見極めるためにはいくつかのポイントがありますが、本書ではそのポイントを丁寧に解説していきます。
また、実戦でよく出る打ち込みの形は基本的な手段から出来上がり後の狙いまで紹介しています。
第1章 打ち込みのコツ
第2章 練習問題
望月 研一(もちづき けんいち)
昭和58年生まれ。東京都出身。菊池康郎氏に師事。
平成12年入段。21年七段。日本棋院東京本院所属。
平成19年、第46期十段戦本戦入り。第32期新人王戦準優勝。
平成22年、第58期王座戦挑戦者決定戦進出。
著書に『級位者のための すぐ勝てる布石作戦』『中国流の新常識』(いずれもマイナビ出版)がある。