あらすじ「私より弱い人の記録係は、やりたくありません」 当時はまだ奨励会員だった芹沢博文九段の言葉です。今では考えられない話ですが、昭和の時代にはこういった個性的な棋士がたくさんいました。 本書は青野照市九段が大山時代から現代まで、棋士や将棋界のことについて語った本です。 現在、五冠となった藤井聡太竜王の話にはじまり、心に残る先輩棋士の話や、将棋界を支える棋戦の話などを詳しく紹介しています。 ぜひ本書を通して、「魔境」の奥をのぞいてください。