9路盤研究はさらに深みを増した
世界初となった9路盤の戦術書『決定版! 囲碁・9路盤完全ガイド』は9路盤ユーザーにとっての定番書となりました。
しかしAIの発達によって、現代では評価や結論が変わった戦術が出てきました。本書はその変化を余すことなく収録しました。
安斎七段による9路盤の新研究を学び、勝ち組への道を歩んでください。
世界初となった9路盤の戦術書『決定版! 囲碁・9路盤完全ガイド』は9路盤ユーザーにとっての定番書となりました。
しかしAIの発達によって、現代では評価や結論が変わった戦術が出てきました。本書はその変化を余すことなく収録しました。
黒のおすすめの初手は、変わらず「天元」「星」「高目」の3つ。
その後の手順が体系的にまとめられてるので、自分に合った作戦を見つけ、相手の抵抗手段も覚えてしまえば勝率は格段にアップするでしょう。
また、9路盤は19路盤の上達にも役立つ点も重要なポイントです。
接近戦が多く、死活や手筋、形勢判断の練習になり、棋力アップは間違いなしです。詰碁や手筋に取り組む感覚で、9路盤で対局をしてみるのもおすすめです。
安斎七段による9路盤の新研究を学び、勝ち組への道を歩んでください。
安斎伸彰七段(あんざい・のぶあき)
昭和60年生まれ。埼玉県出身。 平成15年入段、26年七段。
20年、第35期天元戦本戦入り。
22年、第23回世界選手権富士通杯本戦出場。
23年、第36期新人王戦準優勝。
「碁ワールド」にて2013年から3年間、連載を担当。
著書に『囲碁AIが変えた 布石・定石の新しい考え方』(マイナビ出版)など。