●本書の構成
本書はトピックごとに分かれた短い24の章で構成されています。
第1回 CSSを書くということについて
第2回 CSS設計が無いと困ること
第3回 とりあえずBEM
第4回 BEMのB = Block
第5回 BEMのE = Element
第6回 BEMのM = Modifier
第7回 BEMその他
第8回 SMACSS: Baseルール
第9回 SMACSS: Layoutルール
第10回 SMACSS: Themeルール
第11回 ユーティリティクラス
第12回 名前空間的接頭辞
第13回 Block間の余白の設計: 前編
第14回 Block間の余白の設計: 中編
第15回 Block間の余白の設計: 後編
第16回 プロジェクトの中でうまく立ち回る
第17回 スタイルガイドのススメ
第18回 ビルドしてCSSを作る: 書いたCSSはそのまま使わない
第19回 ビルドしてCSSを作る: Sass
第20回 ビルドしてCSSを作る: Autoprefixer
第21回 ビルドしてCSSを作る: PostCSS
第22回 もっとコンポーネント: 汎用的なBlock、限定的なBlock
第23回 もっとコンポーネント: Blockの入れ子
第24回 ユーティリティファースト
●対象とする読者
「この本の読者として想定したのは、フロントまわりの実装を主業務とする会社に入ってきた、新しいメンバーである。新しいメンバーと言っても、すでに高いスキルを持っているような人物は想定していない。まだWebの技術にそこまで詳しくはなく、これから開発のスキルを高めていこうと考えているような人物を想定している。そのような人に対し、実務で覚えろ、経験だと丸投げするわけにはいかない。
この能力は単純に何かを暗記したり、仕組みを理解するだけでは成り立たない部分がある。なので、とりあえず参考書としてこの本を読んで下さい。そう言って渡したい内容をまとめたのがこの本である。
・こういうことを知っていてくれたら、仕事を頼む側としてはすごい助かる
・こういうことを知っていたら、きっとあなたはCSS設計を行う役割として、周りと適切にコミュニケーションをとっていける
そんな内容にしたいと考えた。」(著者「はじめに」より)
長らくWebサイト制作/アプリケーション開発の現場に身を置いてきた著者が、その経験を踏まえてまとめた本書を、ぜひご活用ください!