本書は大きくCSSとSassについて学ぶChapter1~3と、サンプルサイトの制作プロセスを通じて現場で使えるスキルを養うChapter4の2部構成となっています。
Chpater01 CSSの基本と設計
CSSとはなにか、という話から、CSSの書き方、CSS設計まで解説します。CSS設計ではOOCSS(オーオーシーエスエス)、BEM(ベム)、SMACSS (スマックス)といった手法を解説します。
Chpater02 CSSの基礎知識
CSSを使いこなすために知っておいたいセレクタ、カスケードと継承、詳細度、ボックスモデル、マージンの相殺、デフォルトスタイルシートとリセットCSSなどの事項を取り上げ、解説していきます。
Chapter03 CSSを効率的に書くSass
CSSを管理・運用するのに使われるCSSプリプロセッサの1つ、Sassについて解説します。
Chpater04 サンプルで学ぶCSSコーディング
ここからはサンプルサイトを実際に設計しながら、コーディングのテクニックを学んでいきます。
コーディングガイドラインを考え、サイトの仕様を確認し、サイトで共通で使える部分を検討します。
それが終わったら、レイアウト作成、エレメント作成、コンポーネント作成、と順次デザイン・制作を進めていきます。
-----
本書はなるべく実際に案件に近い形でサンプルコードを作成し、 制作時に抑えておきたいポイントをまとめています。
Web業界の技術のスピード感は早いと言われますが一度スピードに乗ってしまえば、技術のキャッチアップもスムーズに行えるようになります。
本書を読むことで早い段階で「現場で使えるスキル」が身につき、さらにステップアップができるでしょう。
この本が、コーダーを目指す皆様の道しるべとなりますよう、願ってやみません。
(著者まえがきより)