『誰でもつくれる! UIデザイン入門』は誰でも「機能的で効果のあるUI」を作れるようになるためのデザイン解説書です。デザイナーはもちろん、さまざまな方にUIを理解しより良い関係を作ってもらえるような内容を目指しました。
デザインを学んだことがない方でも理解しやすいよう、UIデザインについての観点を要素分解しながら解説します。必要な観点を細かく噛み砕いて解説していますので、あやふやに理解している点を解像度高く理解できます。デザイナーであれば、複数案を作った時にどちらが良いか論理的に判断できるようになったり、エンジニアであれば、実装観点からのアドバイスをしたりするなど、個人開発にデザインの観点を活かせるようになるでしょう。
「機能するUI」を作るためには持って生まれた美的センスやバックボーンなど関係ありません。必要なのはUIの体系的な知識とそれに基づく判断基準だけです。本書を手に取ってくださった方が、UIを武器として使えるようになってくれたら嬉しいです。
1章「基本のキ編」では、UIデザインの基本について解説します。UIデザインとはそもそもどういったもので、良いUIとは何かを確認していきましょう。
2章「IA・レイアウト編」では、情報設計とレイアウトについて解説します。情報を整理したりそれをレイアウトに活かす具体的な手法を学んでいきましょう。
3章「オブジェクト・造形編」どんな要素を設置すれば最適なのかを悩む場合は、各要素の特性を把握していれば判断できます。造形も意味があることを学んで適切なものを選ぶようにしましょう。
4章「フォント・カラー編」適切なフォントやカラーを選択す