「小柄な選手はバスケットボールで活躍できない?」
身長が高い選手のスポーツというイメージがあるバスケットボール。
本当に小柄な選手は向いていないのでしょうか。
日本人は全体的に小柄な体型ですが、身長にこだわることなく多くの生徒や学生が学校の授業や部活動で元気にプレーしています。
また、プロの世界では、身長が低くても活躍している選手が多数います。
例えば、日本人初の1億円プレーヤーとなった富樫勇樹選手は、167cmという身長でありながら日本代表選手にも選ばれて世界の舞台で活躍しています。
本書は、富樫勇樹選手の父であり、新発田市立本丸中学校のバスケットボール部を監督時代に2度日本一へと導き、その後は開志国際高等学校バスケットボール部総監督に就任して創部わずか5年でインターハイ優勝を達成した富樫英樹氏の監修の下、小柄な選手でも大きな選手に勝つためのスキルを徹底的に紹介しています。
よほどの体格に恵まれない限り、多くのプレーヤーが、小学校、中学校、高校、大学、プロと、それぞれの場面で身長差に悩むタイミングが来るでしょう。
本書では、大きな選手に勝つために「個の力を伸ばす基本のプレー」「チーム力を高める戦術と戦略」「当たりに負けないフィジカルの強化」について、1000点近い豊富な写真を使って誰でも簡単に理解できるように練習方法やテクニック、戦い方を解説しています。
もちろん、身長に関係なくこれらは、強い選手・強いチームを目指すことで欠かせないポイントですが、本書の大きな特徴である小柄な選手が勝つための詳細なアドバイスは、皆さんが試合で活躍するための大きな助けになるはずです。