本書は、囲碁指導35年の経験を持つ、小林孝之三段がその経験から多くのアマが「ここを直せば上達する」というポイントをピックアップし、
ただしい考え方を解説したものです。
下記、まえがきから抜粋です。
『囲碁愛好家の皆さんに"囲碁のスタンダード"をお伝えしたいと思い、囲碁指導35年の経験を生かして本書を執筆しました。
以下のようなことをモットーに内容を構成しました。
(1)実戦にすぐ活用できる
(2)分かりやすい良い手を学べる
(3)一手一手の意味と考え方を知り、うろ覚えをなくす
(4)必ず、上達できる
この本の中身は、私の生徒さんからの質問や実戦を参考にしています。
解説には囲碁AIを導入し、検討して書きました。もちろん、AIが示した手をそのまま書くようなことはしておりません。
難しい手は極力避け、分かりやすく良い手を検討し、選んで示しました。
(中略)
囲碁を愛好する皆様と共に、純然たるレッスンプロの私が、ともに盤上のロマンを堪能しながら進歩できると幸いです』
章立ては、下記の通り。
第1章 模様
第2章 大局観
第3章 打ち込み
第4章 うろ覚えをなくす
第1~3章までは後ろに腕試し問題がついています。
繰り返し解いて、しっかり考え方を身につければ、大幅な実力向上が見込めます。
確かな上達を実感したい方は、是非手に取ってみてください。