好評既刊『美味しいマイナー魚介図鑑』をコンパクトにまとめ直し、最新情報に加筆・修正した文庫版が登場!
深海魚をはじめ、地域性の高い魚、漁獲量が少ない魚、ほとんど知名度がない魚など、マイナーな魚を紹介する図鑑です。
実は、日本で獲れる魚の30パーセントは海に捨てられています。普段食卓にあがらないようなマイナーな魚でも食べると美味しいものが多いです。
本書は、そんなマイナー魚のことを知って、美味しく食べてほしいというコンセプトで作られました。
本書では、著者・ぼうずコンニャクこと藤原昌高さんが日本全国を訪ねて手に入れたマイナー魚236種を写真と共に紹介します。
基本的なデータ、旬や産地はもちろん、美味しい食べ方も掲載。読んで楽しい図鑑になっています。
●1章 深海魚
中深場、深海から水揚げされる魚たち。
奇抜な姿、奇抜な色合い。ただし味はストレートに美味しいものが多い。
ヌタウナギ/ギンザメ/アイザメ/オキギス/イラコアナゴ/
ツマグロアオメエソ/リュウグウノツカイ/アラメギンメ/トウジン など
●2章 遠洋・沖合回遊性の魚
遠洋漁業でとれる魚や非常に広い海域を回遊している魚で
マイナーなもの、珍しいものをとりあげます。
ネズミザメ/アブラツノザメ/ベニザケ/マスノスケ/
アカマンボウ/コバンザメ/スギ/オキメダイ/アミモンガラ
●3章 沿岸・浅瀬の魚
日帰りできる沿岸域の定置網、釣り、延縄でとる魚たち。
日本列島の目の前の海に、こんなにも多彩な魚がいることを知って欲しい。
カスザメ/メガネカスベ/ウツボ/エビスダイ/マツカサウオ/
ハオコゼ/スジアラ/タマカイ/ギンカガミ/リュウキュウヨロイアジ など