将棋の三大上達法といえば「詰将棋・実戦・棋譜並べ」ですが、どうしても敬遠されがちな棋譜並べ。
「棋譜並べは難しそうだから、もう少し強くなってから取り入れよう」
「棋譜並べをしてみたけど、意図が分からない手が多すぎてしんどい」
という方は多いのではないでしょうか。
しかし、棋譜並べの恩恵は下記のように大きく、初級者にこそ積極的に取り入れて欲しい上達法です。
・一局の流れを掴むことができる
・定跡や手筋に詳しくなる
・プロの正しい手をみることで、筋がよくなる
・大局観が身につく
など…
そこで本書は現代将棋を牽引している棋士の激闘13局を、初手から投了まで一手ずつやさしく解説しました。
初級者の方でも、初手から一手ずつ理解しながら並べることが出来ます。
自分ならこの局面でどう指すのか。一手一手考えながら並べてみてください。