私のお夜食が自称神様(未満)の供物に?
『花屋「ゆめゆめ」』シリーズの著者が贈る、最新作!
フリーライターの麻美は、いわくつきのボロアパートに住み、昼はバイト、夜は執筆作業で忙しい日々を送っている。
お腹が減る夜の仕事中、外せないのはお手軽お夜食。
今宵もサクッと小腹を満たして仕事に打ち込んでいたのだが……。
そんな麻美のもとに、いきなり自称『神様のたまご』とやらが部屋に現れて、彼女の夜食をつまみぐい!
麻美と神様たち、ときどきお隣さんの、簡単ちょこっとお夜食ライフ!
●目次
一章 福の神様(未満)と一口味噌焼きおにぎり
二章 縁結びの神様(未満)とマグカップ蒸しパン
三章 お隣さんとツナッツブルスケッタ
四章 不穏な予感とあっさり和風温やっこ
五章 悪神様(未満)と鶏肉入り卵とじうどん
エピローグ 私ときなこホットミルク
●著者
石川県出身。2016年に「あなたのドコかに花が咲く」で第2回お仕事小説コン特別賞を受賞。
2017年1月にモーニングスター大賞で「余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です」が受賞。
同年3月に「あなたのドコかに花が咲く」を改題した『花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を』(マイナビ出版)でデビュー。
著書に『幼馴染みで悪魔な騎士は、私のことが大嫌い』(KADOKAWA)、『週末カフェで猫とハーブティーを』(スターツ出版)などがある。
●カバーイラスト
紅木春(あかぎしゅん)