身体に生じるさまざまな痛みや症状、関連痛をわかりやすく解説
トリガーポイントとは、「ある一定の圧迫を加えることにより、局所的な症状を引き起こす部位」を意味します。
トリガーポイントは、関連痛や知覚異常(しびれ)・違和感といった症状のほかに、感覚障害、発汗・めまいなどの自律神経症状を引き起こすこともあります。
トリガーポイントは、実際に痛みを感じる部位とは異なる位置に、筋硬結(しこり)となって表れることも多いため、本書では、トリガーポイントの基礎知識や、身体のどこにトリガーポイントが表れるのかをオールカラーの見やすいイラストを豊富に使ってわかりやすく解説します。
●著者
齋藤昭彦(監修)
1982年、国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院理学療法学科卒業。1989年、日本大学通信教育部文理学部英文学科卒業。2001年、東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻博士課程修了。厚生連鹿教湯三才山病院リハビリテーション部などでの病院勤務、シドニー大学大学院(徒手理学療法)への留学の後、国際医療福祉大学保健学部理学療法学科講師に。同大学・大学院教授、杏林大学保健学部理学療法学科教授を経て、現在は、東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科教授を務める。著書に、『運動・からだ図解 骨・関節・靭帯・神経・血管の触診術の基本』(マイナビ出版)など。