あらすじ老夫婦惨殺事件が起きた家から見つかった身元不明の少女。養護施設に引き取られたその少女は「ツキノネ」と名乗る動画配信者だった。一方、ダムに沈んだ故郷・小楷町を描く画家・荒木一夫の個展に来ていたフリーライターの大塚文乃は、絵の中にいるはずのない少女を見つけ気を失ってしまう。後日、小楷町の歴史を調べる文乃は、そこに「ツキノネ」を神とする「根ノ教」という土着宗教があったことを知る。