将棋は30年でどう変わったか?
本書は平成に現れた「横歩取り・相掛かり・矢倉・雁木・角換わり」の新手を網羅的に解説した書籍です。
特に重要な新手に関しては、古い形から解説しているので総合定跡書としても読むことが出来ます。
新手の登場により、矢倉模様から横歩取りになったり、角換わりから相掛かりになっていたりと戦型同士の垣根が低くなりました。
ですから、これからの居飛車党は全ての戦型に対しての知識が求められる事は間違いないでしょう。
本書は各戦型を独立の章立てで解説しているので、興味のある戦型から読み進める事もできますが、
通して読んでいただく事でバラバラな戦型同士がどうやって結びついているかが、理解できる仕組みとなっています。
本書で、各戦型の知識を補完し現代の居飛車党を目指してください。
◎構成
第1章 横歩取り系
第2章 相掛かり系
第3章 矢倉系
第4章 雁木系
第5章 角換わり系
第6章 新手アラカルト