遺言は年をとってからゆっくり書けばいい? いやいや、いつ書くの?今でしょ!
「遺言書を書くのなんて、遠い先の話だ」、そう考えていませんか?
そう考えていると、イザ! というときに手遅れになります。
遺言書は家族への最高の贈り物。ラブレターです。
書くのは早ければ早いほどよいのです。
何となくその必要性を感じつつも、書いてこなかった「遺言書」について、その必要性を、弁護士である筆者が受けもった事例を交えつつ解説します。
遺言書によって、親族による骨肉の争いを避け、遺産相続の手間を省き、あなたの思いを大切な人に伝えましょう!
◎Contents
第1章 あなたがいますぐ遺言書を書かないといけない理由
第2章 弁護士は見た! 遺言書がなかったことによる悲劇
第3章 相続争いの原因になる介護
第4章 相続できない! はじまらない調停
第5章 あってよかった! 遺言書
第6章 効果のある遺言書、効果のない遺言書の分かれ目
第7章 遺言書はいつ書くの? いまでしょ! ではどうやって書くの?
第8章 改正相続法の要点
◎著者
大瀧靖峰(おおたき・やすみね)
1977年1月生まれ。東京大学法学部第1類(私法コース)卒業。専修大学大学院法務研究科法務専攻修了(法務博士)。丸ビル綜合法律事務所パートナー(共同経営)弁護士。遺言、相続、成年後見などの家族法分野から、交通事故、不動産取引などの一般民事分野、中小企業の企業法務まで、幅広く対応する。障害のある人の権利擁護の分野に関しては、弁護士会から、地方公共団体での会議にも派遣されている。